京都府立医科大学 ワークライフバランス(WLB)支援センターみやこ

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センターについて

ごあいさつ

センター長

当センターは平成22年度に採択された文部科学省補助事業「しなやか女性医学研究者支援みやこモデル事業」を契機に開設された男女共同参画推進センターが前身であり、これまで病児保育室の運営や短時間勤務の職位導入など、各種事業を展開して参りました。令和元年度からは名称をワークライフバランス支援センター みやこ(WLB支援センター みやこ)に変更し、性別に関わりなく、広く医療従事者・研究者が仕事と個人生活を享受し、充実した人生を歩める環境を整備することを目的に活動しています。
 働き方改革により医療関係者の労働時間を減らすことが課題となっていますが、センターではこれまでにも増して、本学関係者が個々のライフを充実させて健康に過ごせるよう、多様な視点で活動を広げていく予定です。皆様のご理解とご支援のほどをよろしくお願い申し上げます。
 

外園 千恵(視覚機能再生外科学 教授)

 

副センター長

「働き方」についての意識が劇的に変容する社会の中で、病児保育室や学内保育所の設置、フューチャー・ステップ研究員制度、研究支援員雇用制度、など、当センターが立ち上げられたさまざまな支援策は、間違いなく、女性医師のみならず、本学の職員みなさまにとって多くの恩恵をもたらすものです。一方で、その利用はまだまだ一部のユーザーや診療科に限定されており、十分に活用いただいていない現状も課題としてあります。
 当センターの活動が広く周知され、さまざまな支援策を活用いただけるよう、また同時にみなさまのニーズに柔軟に対応しながらより効率的で働きやすい環境の実現を目指して、力を尽くしたいと思います。

森 泰輔(女性生涯医科学 教授)

 

卒後10年を過ぎて他学から本学に異動してきた際、今振り返りましても私自身がまさにワークライフバランス問題の渦中にありました。前日夜間でもインターネット予約が可能な病児保育室制度や、時間制約のあるなかでの研究活動を後押ししてくれる支援員雇用制度など、本学の先輩方が築いてこられた当センターの細やかな支援策に助けて頂き勤務を継続することができました。
 子育て支援から始まりました当センターの活動は、働き方や意識の変革とともにさらに進化し、今は広くすべての職員のワークライフバランスを支援する組織となっております。本学が、誰にとっても働きやすい職場でありますよう、微力ながら尽力してまいります。

金子 美子(教育センター・呼吸器内科学 講師)